Art Words
知らなかった言葉が、これから出会う作品をもっと面白くする。
アートの用語辞典。
マスシュールレアリズム
Massurrealism
シュルレアリスムとマスメディア・技術を融合させた1990年代以降の潮流。
マチエール
Matière
絵画の物質感、塗りの厚みや肌理(きめ)を指すフランス語。仕上がりの触覚的な性格を語る。
マテリアル・アート
Material Art
素材そのものの物質性を主題とする美術。質感や物質の存在感を前面に出す。
マニエリスム
Mannerism
ルネサンス後期の様式。誇張された姿勢と緊張した構図を特徴とする。
マニラ・スクール
Manila School
20世紀前半、UP Fine Arts や Amorsolo Studio を中心に成立したマニラの絵画系譜。
マルチプル
Multiple
作家が意図して複数制作する立体作品。版画の概念を三次元に広げ、美術の民主化を志向した。
マンダラ
Mandala
宇宙の構造を象徴する円形図像。瞑想と図像学の交差点に位置する。
ミクストメディア
Mixed Media
複数の素材・技法を一つの作品で併用すること。20世紀後半以降の標準的な制作手法。
ミニマリズム
Minimalism
装飾や物語を削ぎ落とし、形・色・素材の純粋な存在を提示する1960年代の動向。
ミューラル
Mural
壁面に直接制作される大画面絵画。マニラやセブの公共空間にも近年多く描かれている。
メメント・モリ
Memento Mori
「死を忘れるな」を意味する寓意。髑髏や砂時計など消失の象徴を描き込む伝統。
メール・アート
Mail Art
郵便を用いて作品を送り合うネットワーク型の表現。制度の外で国境を越えて交換される。
モダニズム
Modernism
19世紀末から20世紀半ばにかけて、伝統との断絶を志向した広範な近代芸術運動。
モチーフ
Motif
作品で繰り返されるテーマや形象。絵画作家の語彙を構成する単位。
モノクローム
Monochrome
単色のみで構成された絵画。色を限定することで形・質感を際立たせる。
モノタイプ
Monotype
刷りが基本的に一枚しかとれない版画。版上で直接描いた絵を紙に転写する。
モンタージュ
Montage
断片的な要素を組み合わせて新たな意味を生む手法。写真や映像の編集技法に由来する。
多文化主義
Multiculturalism
単一の欧米中心の基準ではなく、多様な文化的背景を等しく尊重する考え方。1990年代の美術界で、非西洋圏やマイノリティの作家への注目を大きく押し広げた。