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Art Words

このサイトで紹介している作品の説明文に登場する用語を中心に、少しずつ増やしていく美術用語辞典。

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  27. 掲載用語 163
アカデミズム
Academism
美術学校で制度化された規範に則る表現。マニラでは UP Fine Arts を中心に20世紀初頭の肖像画・風景画に根付いた。
アクアレル
Aquarelle · Watercolor
水で溶く透明絵具による絵画。フランス語起源で、繊細な色階調と紙の白を活かす。
アクション・ペインティング
Action Painting
絵具を投げる・滴らせる・身体ごと動かすなど、行為そのものを画面に刻みつける戦後アメリカの絵画運動。
アクリル
Acrylic
合成樹脂を展色剤とする水性絵具。速乾性と耐候性に優れ、熱帯気候のフィリピンで戦後急速に普及した。
アサンブラージュ
Assemblage
既存の物体を組み合わせて立体作品を作る手法。20世紀半ばに彫刻の枠組みを拡張した重要な技法。
アジテーション・プロップ
Agitprop
政治的メッセージを伝える宣伝美術。1970年代マルコス政権下のフィリピンでもプロテスト芸術として展開された。
アトリエ
Atelier
制作の場を指すフランス語起源の語。教育的徒弟制を含意するときに用いる。
アビアン
Habi · ハビ
タガログ語で「織ること」。テキスタイルを絵画として扱う文脈で使用。
アブストラクト
Abstract
具体的な事物の再現ではなく、形・色・線それ自体の関係を主題とする絵画。戦後フィリピンでは Fernando Zóbel が代表格。
アレゴリー
Allegory
具体的な像に抽象的な概念を託す表現手法。スペイン植民地期の宗教画にも頻出する。
アヴァンギャルド
Avant-garde
既存の芸術の枠組みを乗り越えようとする前衛的な実践。フィリピンでは戦後の Saturday Group や Shop 6 などが挙げられる。
アーカイヴ
Archive
資料を組織的に保存する場、またはその保存行為そのものを主題化する芸術実践。
アースワーク
Earthwork · Land Art
大地そのものを素材・場とする美術。砂・土・岩を用い、ギャラリーの外で展開される。
アーティスト・プルーフ
Artist's Proof · A.P.
限定版の版画で、作家が自身の手元に残すための刷り。通常の番号とは別に「A.P.」と記される。
アーティゾン
Artisan
手仕事の職人。彫刻や染織の分野で「作家」と「職人」の境界を曖昧にする文脈で用いる。
アール・デコ
Art Deco
1920–30年代に隆盛した装飾様式。マニラのエスコルタ通りの建築装飾やレリーフにその影響が残る。
アール・ヌーボー
Art Nouveau
19世紀末から20世紀初頭の有機的な装飾様式。植物や曲線をモチーフとし、版画やポスターに大きな影響を与えた。
アール・ブリュット
Art Brut · Outsider Art
正規の美術教育を受けていない作り手による、生(き)のままの造形。フィリピンでは路上画家や刑務所内でのドローイング運動との関連で語られる。