1977年生まれ。ケソン市在住。ファイバーアート/インスタレーション/パフォーマンス。
アゼ・オンさんは、かぎ針編みを中心とした糸の技法で、空間いっぱいに広がる色鮮やかな作品をつくり続けているアーティストです。下絵も型紙も使わず、床に散らばった毛糸を拾い上げては、その日の感情や体の限界に任せて編み進めていく。そうして生まれる作品は、繭や翼、王冠のように身にまとえるものから、部屋ごと包み込むような大きなインスタレーション、そして自分の体を使ったパフォーマンスまで、さまざまなかたちをとります。「繊維は私の武器です」と語る彼女にとって、編むことは癒しであり、祈りであり、生きることそのものなのだそう…